taRgreyを導入してから、私のところに来る迷惑はぱったり途絶えていたので、同じサーバで生活している他の人たちもそうなのだろうと思っていたらどうやらそうではないらしい。
週末にメールサーバの入れ替えをしたので、その間に迷惑メールがどれくらいくるかをログを見ながら観察した。するとスパムとおぼしいドメインからのメールが通過してゆく。greylistingもgreet pauseもパスしてしまう。S25RならそもそもIPが逆引きできないのではじいてしまったのかもしれないが、それにしてもである
なおかつspamassassinの値もほぼゼロであって、razorやdccも効いていないようだ。これには驚いたが、きっとメールの内容を常に変化させながらおくりつけるためだろう。
最後にbogofilterが判別してやっと落ちていった。
ちょっと迷惑メール対策手法が知れ渡れば、迷惑メールをビジネスとしている手合いは、必ず対策を講じてくる。最近気づいたが、一部のプロプライエタリなスパム対策ソフトにはしっかりS25Rが組み込まれ、定期的にホワイトリストの更新もなされている。
どんな迷惑メール対策も必ず限界は来る。
もう一工夫対策に必要な時期がまたやってくる。来年までにはこちらも新しい対策を講じなければならないのかもしれない。
