Seishi Ono's blog

Fugaces labuntur anni. 歳月人を待たず

インターネットの収益モデル

どうもはてなの広告もうるさいので、ポイントを購入して広告を消そうと思ったのだが、ポイントは860円などの端数で買うことができない。でその端数も処理できない。一年使わないと消滅する。なかなかいけている仕掛けなので、購入するのは控えることにした。まあ、誰も読んでいないのだから広告くらい構わないと思うことにした。
これに限らず、インターネットビジネスは、今や広告で稼ぐのが一番で、二番は無いということになっている。なんといってもGoogleがこれで一人勝ちしたので、後に及ぶ者が無い。誰も他を思いつかない。

こういう状態が長く続くと、誰かがふと思いついたビジネスモデルがブレークスルーになってインターネットを席捲するというのが今までのインターネットの動向だが、どんなものが考えられるのだろうか?
私が、ここで考えているのは広告ビジネスには本来馴染まない教育などのように思想、信条に影響を受けないこと要求されるビジネスのことである。教育が広告主の影響を被ることになって進化論を教えるのはけしからんとか、地動説はけしからんとか、もしそういう話しになると、教育そのものが成り立たなくなってしまう。
ただ、教育は、西洋では中世以来、古代の中国でも日本でもおそらく自己負担だったはずなので、その限りでは、現代においてその古代、中世以来のモデルを変えなくてもいいのかもしれない。ただそこにはあらわれない現代的な問題は、自己負担できない世界の多くの人たちへの教育をどのように展開するかである。昨今のMITのOne Lapotop per Child もオープンエデュケーションも西洋的な人道主義で鼻持ちならんという考え方は置いておいて、世界的な観点からは必要とされているアプローチではある。
このための、ブレークスルーが今求められている。年寄りにはちょっと思いつかないが。
などと考えていたら、アマゾンにはcouraceraについて書いた本が出ていた。気が付かなかった。しかし、amazon.comに行って、概要を見たらWikipediaの焼き直しとかわざわざ書いてある。しかも68ページとか。なんでこれが3千円以上もするんだろう。はてなポイントと同じくらい理解できない。

Coursera

Coursera