Eee PC901には、Windows7RCを入れてみたり、Mint Linuxをいれてみたりしたが、あまりの遅さに結局あきらめてお蔵入りさせていた。ところが最近NetBSDのページを見ていたら5.0から対応しているかのような記述があったので、久々にNetBSDをさわってみる気になった。
インストールはCDからあっさりできた。インストーラから立ち上がった画面まで昔のままである。私にとっては、懐かしいが、こんなに何も変わらなくていいのかという気にもなる。
そして、結果は、LANカードもWifiも見えないという悲惨なものになった。ネットワークが使えなければ何の意味もない。5.0.1にバージョンをあげても駄目、「パッチをあてろ」とあったので、パッチを充ててカーネルを再構築もしたが、やっぱりだめである。あのページの説明はいったい何だったのだろう。
当たり前といえば当たり前かもしれないがUSBや電源管理などはきちんと動くようである。それなのにネットワークドライバーがないのは残念というか、どうしたのかという気になってしまう。
まあ、NetBSDだからね。数年前に話題となったCharles Hannumの「死に行くNetBSD」で指摘されていたような問題があるのだろう。
でもX Windowにtwmというデフォルトの組み合わせは、やっぱり懐かしくよい感じである。速度もどうやら快適。今の人が見たら気絶するだろうが。
もう少ししたらcurrentとかで何とかなるのか?ちょっと楽しみかな。