- 出版社/メーカー: アクト・ツー
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: DVD-ROM
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ひょんなことから、いつも使っている Mac Book Pro のRetina モデルにVMware Fusion5を入れてみた。
このVMwareは、ちゃんとRetina対応になっていて、なんとなくうれしい。
まず、Windows8を入れてみたが、もちろん問題なく動く。Windows系はしばらくご無沙汰な上に、このLook & Feelでは、なかなかオペレーションには苦労した。まあ、このあたりは想定の範囲内である。
つぎにUbintu12.04を入れてみた。問題なく入るのだろうと思ったが、そうでもない。インストールが終わって、ログインしようとするとパニックする。しばらく悩んだが、VMwareのディスプレーの設定が3Dモード有効となっていたので、これを切ったら問題なく動作した。
これが、去年の暮れの話しである。さて、しかし、2つ入れてみたが、実際に使ってみようという気にならない。ちょっといじってすぐ飽きてしまった。
それで、これもまた思いついてNetBSD6.01を入れてみる気になった。NetBSDなど2.0位から触っていないような気がする。これがこの連休のテーマである。インストールは問題なくできた。X-Windowも問題なく動く。3ボタンのエミュレーションもコントロールキーとコマンドキーを押すことで実現しているのだと、この時初めて知った。
それにしてもである。インストール手順から、Xが動作してタブウィンドーマネージャーでxtermとxclockがあらわれるところまで、20年近く前と余り変わっていないのにも感心し、懐かしい気分に浸れた。これだけでもVMwareとNetBSDに感謝したいところだ。
しかし、日本語入力をanthyにしようと思い、さらにSCIMを入れてみようと思った当たりからおかしなことになる。そのためには結局Gnomeも入れた方が良いという話になるからである。これをソースからコンパイルする。さすがに6時間くらいはかかる。やっと入れたと思ったら、Gnomeが立ち上がらない。
dbusを動かさないとダメだと言うことにしばらく気が付かなかった。/etc/rc.localに
if [ -x /usr/pkg/bin/dbus-daemon ]; then
mkdir -p /var/run/dbus
echo -n ' dbus'; /usr/pkg/bin/dbus-daemon --system
fi
と入れておく。このあたりもかなりレトロである。
VMware-toolsもopen-vm-toolsとか入れておけば良いようだ。
などと、遊んでみたが、結構楽しめるものだ。
VMware daemonも同じく /etc/rc.localに
if [ -x /usr/pkg/sbin/vmware-guestd ]; then
echo -n ' vmware-gusted'; /usr/pkg/sbin/vmware-guestd --background /var/run/vmware-gusetd.pid
fi
とか書いておけばいいようだ。
ついでにfirefoxとか入れたらどうなるだろう。なにせソースから入れるのだ。と思ったらこれも数時間で終わった。
調子に乗って、libreofficeとかもコンパイルしようとしたが、夜が明けても終わらない。まあ、2,3日かかりそうだ。
それにしても病気だな、と我ながら思う。