お盆休み中にやり残したことを色々片付けようとしたが、結局片付かない。
何といっても昼からビールを飲んだりするから、これだけで、出きるはずの事も出来なくなる。若いころは昼からアルコール飲料を飲む人がいることに仰天したものだが、父が10年前になくなって、そのまま私のところに居ついたのか、その頃から晩酌の習慣ができ、休日の昼はビールを飲む癖までできてしまった。
さらに周囲には、普段メンテできないデバイスが色々転がったままにしてある。そういえば、iPadが来たおかげでKindleはお休み中である。新しいKindleが9月に来たらまた状況は変わるのだろうか?
そういうデバイス類を眺めていると、ついいじりたくなってしまう。Webを眺めていたらPC-BSDもだいぶ使えるようになったという話がでている。全然触ったこともないし、面白そうなので、Ubuntuを潰して入れてみた。私にはFreeBSDのほうがなんだか扱いやすいなと思いながらインストールを済ませたら、インストール後のGUI画面が崩れてログインもできない。
そう言えば、似たような状況に出会ったことがあるなあ、と考えていたら、SolarisをノートPCにインストールした後に同じ目にあったことを思い出した。
しかし、回避策がしばらく思い出せない。それ以上追求する根気を失って、またUbuntuに戻すことにする。
PC-BSDインストール中にオプション設定でいらないことまでしたのでWindowsのブート領域まで壊れてしまって、復旧には、Windowsのインストールディスクの回復モードを使うという一手間がかかかったが、 Ubuntuのクリーンインストールができて ファイルシステムもext3からext4になるなど、若干すっきりしたかもしれないと自らを慰める。
しかし、そこからUbuntuをアップデートしたらカーネルパニックになってしまった。
Ubuntu reboot: kernel panic: VFS: unable to mount root
どうやらデバイスの見ている先がおかしい。良くあることなどで驚かないが、Ubuntsuでは初めてお見かけした。
皮肉なことに、クリーンインストールしたおかげで、どうやらGrubの仕様が変わってしまっており、いつもゴソゴソ直す/boot/grub/menu.lstもない。
他に何かやり方があるのだろうが、諦めてカーネルを無理やり再インストールして解決した。ライブDVDで起動して、本体のディスクをマウントしてから、
# dpkg --force-depends --purge linux-image-generic linux-image-2.6.32-24-generic
# apt-get install linux-image-generic linux-image-2.6.32-24-generic
そんな作業が終わった後で、ふと、Solarisでのトラブル回避策を思い出した。あの時はCDEではなくGNOMEを選択して回避したのだった。PC-BSDはKDEなのでGNOMEにすれば何とかなるのだろうか?しかし、選択画面なんかなかったし、CUI画面にも切り替えられそうもないのにKDEを取り替える方法がわからない。もう一度苦労するほどの事ないので、もう少しPC-BSDが進化するまで待とう。
そうしてお盆休みが終わった。
加えてこの暑さでほとんど外に出かけない。一日一万歩歩いていた習慣もなくなってしまった。体重も3Kg増えた。来月の健康診断でメタボと言われる事が確定したようなものである。
のんびりはできたのだが、心と体は蝕まれたかもしれない。
The Definitive Guide to PC-BSD (Expert's Voice in BSD)
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