先日、ちょっとしたきっかけでメールサーバを壊してしまい、一から再構築をする羽目になった。相手がSolarisだったので、どうも私の手には余るところがある。うまくブートしないのはなぜだろうと悩んでいたら、それは単にリブート前にファイルシステムが壊れていたので、fsckで修復すれば良かっただけなどの事象に出くわしたが、 FreeBSDならもっと簡単に気がついただろうになどと思った。そんな状態なので再構築には少し手間取り、徹夜になってしまった。
しかし、この再構築の過程で実はそもそもメールサーバとしてしておかなくてはいけない設定が忘れられていたことに気づいたりもした。何となく動いているから見過ごされていたが、おかげでシステムの環境整備は多少よくなった。もちろん、きっとまだこの類のバグはたくさん潜んでいるに違いない。また、こういう事は、他のサーバにも多数あるに違いない。定期的な再構築は面倒なものだが、忌避しているとやがて痛い目にあうということを再度実感したものである。