Seishi Ono's blog

Fugaces labuntur anni. 歳月人を待たず

Drupalのバージョンアップ

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Drupal6からDrupal7へのバージョンアップには、バージョン7がでてから何回か挑戦したが、ちょっとしたことに躓いて延び延びになっていた。現実逃避を兼ねてもう一度挑戦してみた。

Drupal6のサイトを丸ごとコピーしDBもコピーして新しいページを作るてから、それをわざわざ別のサーバに持って行った。同一サイトの中では、切り分けたつもりのDrupalがいつの間にか、オリジナルのサイトを触っているといった羽目になった経験があったからである。

最近はクラウドや仮想ホストなので、そう言うことに手間は余りかからない。

そこでサードパーティモジュールをオフにして移行とかしてみるのだが、あちこちでひっかかる。いちいち覚えていないが、最後にはまったのはCaptureが、Drupal6の設定情報を覚えているとエラーとなり、そのエラーのためにログインもできなくなるという羽目に陥ったことである。

Captureを削除して、ログインに成功してからもう一度インストールし、モジュールのアンインストールメニューで情報を削除するとかして、ここは難を逃れた。

やれやれと思ったら、移行したページの編集ボタンを押してみると、編集画面の中身が空っぽである。ちゃんと見えてはいるので、恐らく編集さえしなければいいのだが、それはそれで色々困る。英語のページではそう言うことはおこっていないので、ちょっとしたバグかもしれないと考えたが、mysqlがちゃんとUTF-8になっていないせいかもしれないと思い至った。

そうでなくても、ページ編集にはおかしなところがあるので、ちょっとここまでで放っておこう。

というわけで、本格的な更新はまた見送ることにした。いつまでDrupal6がサポートされるのかそろそろ気になるところでもある。

Drupal5からDrupal6はそんなに苦労しないで、3つ4つのサイトをバージョンアップしたのに困ったことである。

とくにページデザインを多少いじってしまったサイトは、CMSのデザインがまるで変わってしまって、再度デザインにお金かけない限りは移行はできない。

入れたときには幸せになれても、時間が経つと不幸せになってしまうアプリケーションは案外多い。CMSもその一つかもしれない。

ちなみにMoodle界隈の人たちも、バージョンが上がる度に同じような苦労をしていると聞いていいるので、LMSもどうやら同じ問題を抱えているようだ。

なんでこんなものが世の中に普通にはびこっているのか、今ひとつ謎な気がする。